福田総理に新鮮味を期待する方が無理ってもんかしらね。3日からの論戦に注目ね
以下ヤフーニュースから引用
小泉・安倍路線からの決別−。福田康夫首相は就任後初の所信表明演説で、前任の2政権の政治手法や方向性の「違い」を鮮明にした。小泉純一郎元首相のスタイルともいえた路線とは「劇場型政治」であり、安倍晋三前首相が目指したのは「保守政治」であったが、福田首相はそのいずれもとらない姿勢を示した。また、国会運営などで強力なリーダーシップを発揮しようとした小泉、安倍両氏とは一線を画し、野党との対話を重視するなど「協調路線」を前面に掲げた。それだけにインパクトや新鮮味に欠ける内容となったともいえる。
小泉氏は「聖域なき構造改革」を掲げ、自民党内や野党から「抵抗勢力=敵」を仕立てて丁々発止のやりとりをしたことで、「小泉劇場」とも呼ばれた。「美しい国づくり」を旗印とした安倍氏は、教育再生や憲法改正など「戦後レジーム(体制)からの脱却」に取り組んだ。
これに対し福田首相は、就任直後の記者会見で「背水の陣内閣」と銘打ったが、所信表明演説ではその文言はなかった。総裁選で訴えていた「自立と共生」が結びの部分で登場するなど、「直前まで総裁選に追われ、内容を吟味する時間がなかった」(首相周辺)ことによるドタバタぶりが、反映されたようだ。
また、憲法改正や集団的自衛権の行使をめぐる記述はないなど、「安倍カラー」は完全に打ち消されたともいえる。演説で示した政策の多くは具体性に欠き、総花的な内容で埋められた。
逆に目立ったのは、3日から本格論戦が始まる国会運営に配慮し、野党との協調姿勢を繰り返し表明したことだ。
外交面でも、北朝鮮問題でその姿勢が反映されている。安倍氏は「拉致問題の解決なくして国交正常化はない」と強硬姿勢を鮮明にしていた。これに対し、福田首相は「不幸な過去」の清算にも言及し、従来の圧力だけでなく対話も織り交ぜる考えをにじませた。
演説で「刺激」を薄め、福田首相の堅実性をあぶり出したことは、首相に期待されている「安定感」「バランス感覚」につながるかもしれない。しかし、福田首相の政治理念は所信表明演説からは見えてこない。政治家としてしっかりと示すべきではなかったか。(今堀守通)
テーマ : 政治のニュース - ジャンル : ニュース
コメントの投稿